ゼロス「やはり…、奴は生きていた? もしくは生き返ったのか?」
スペール「どっちでもいいだろ」
ゼイターが城外で戦っている中、四天王達は数分間だけの緊急会議を開いていた。
マリネの他、正男が戦った事のない四天王の一人が同席していた。 その男の名はオルガ。
全身が赤い肌で、鬼の角を生えたオーガ族の長である。
オルガ「ゼイターという名を初めて知ったが、俺ですら驚くほどの力だ」
スペール「長でありながら沈着冷静で果敢に挑む鬼の猛将も慄くとは…、あの時の奴の実力が嘘みたいだ」
マリネ「あの時はまだ力が出し切っていなかったのかしら…?」
兵士「報告します。 先ほどの男が城内に侵入しました」
ゼロス「何だと! 俺が出なければ」
オルガ「いやっ ここは俺が出る」
ゼロス「待てっ 勝手な事は許さんぞ」
オルガ「奴の力がどれ程か俺でも分からん。 だが、ここで奴の戦力を削るなりしなければ勝機は遠のく。 ゼロスは主の守護を優先しろ」
そう言い残し、オルガが敗北する可能性が分かってても先陣に出た。
ここでゼイターの視点に移る…
兵士「ぐわあっ!」
ゼイター「悉く蹴散らしたが退屈を味わうのは禁物だな。 そろそろ、出てきてもらいたいものだな。 俺の知る骨のある奴を」
オルガ「骨のある奴な貴様の前にいるぞ」
ゼイター「ほぅっ、俺の知らない骨のある男か。 見た限り、この世界の鬼だな。 勇ましいな」
オルガ「俺は四天王の一人 オルガ。 鋼鉄出来た棍棒がお前を冥土に送り込む! 行くぞ」
ゼイター「良い意気込みだ。 退屈から解放出来そうだ!」