ジェルン「平和な生活で訛り切っていると思っていたけど、そう考えるべきじゃないわね。
でも、私が撤退しても、あの倉庫にギルティアがいるんだから」
そう告げると、ジェルンは浩二の下から去って行った。
浩二「奴もいるって事か…」
ジェルンとの戦闘後、浩二は再び敷地内の奥へ進み、倉庫の前に辿り着く。
浩二「この中に奴が立て籠もっているんだな…」
???「その通りだ」
倉庫の外壁のスピーカーから男の声。 浩二にとって聞き覚えがあった。
浩二「ギルティア…」
ギルティア(???)「久しぶりだな、奴の弟。 正男と違って戦いの経験が少ない奴だと思っていたが、みくびっていた…」
浩二「兵器を作る為に此処の資材倉庫を狙っていたんだな。 ミサイルの部品とか置いているのは、あの時から知っている」
ギルティア「推察通りだ。 衛星強奪の一件の時、ここを後方の拠点として使わせてもらったのは今でも覚えている。
最初見た時は驚いたな…、そこらじゅうが兵器の部品で一杯だ。 破壊の為に見向きしない訳がないだろう」
浩二「倉庫にある物を一触れさせる訳にはいかないな…。 痛い目に遭う前に降伏した方がいい」
ギルティア「一体どんな状況で正義の味方ずらをしているんだ…?
さっき、倉庫の警備兵と組んでいたな。 やれやれ、街のヒーローも落ちぶれたものだ」
浩二「倉庫の所有者である会社の実態は分かっているよ…。 ただ、憤るような事があっても目の前の惨事を止めなければならない」
ギルティア「ほう…、その葛藤する様を見て、ヒーローは捨てたもんじゃなさそうだ。 きっと話し合えそうだ。
だが、今のお前は倉庫を俺達から解放する。 お前がやるなら、俺も相手にしなければならない。 …中で待っているぞ」
ギルティアの声が途絶える。
浩二(本当はあの会社と組むのは嫌だけどね…)