現場にたどり着いた正男。 彼が見たものは二人乗り用のステルス戦闘機に似た飛行物体。
正男にとって見覚えのある物であった。 形は少し違うがそう感じてしまう。

爆発の危険性が無い事を確認すると、即座に機体の上部に飛び移る。


正男「触ろうとしたら偶然コックピットが開くことは無さそうだな…。 おぉっと、今回も開いた!」


前のようにはいかないだろう。 そう考えた瞬間、コックピットが開いた。


正男「やはりな…」

??「うぅ…、ここは? んっ・・・? この赤い帽子は・・・? 君は正男?」

正男「あぁ、そうだ。 ようこそAS、二度目の地球へ。 …と言いたいところだが、酷い怪我だな。 事情を話す前にまずは手当てだ」


~ 正男の家 ~

AS「はぁ…」


怪我の治療の為、実家へ招かせる。 浩二は星の形をした生命体に興味本位で見つめる。


浩二「びっくりしたよ…、星が喋るなんてさ。 あぁ初めまして、僕は浩二。 正男の弟さ」

AS「ASです」


AS…。 宇宙に浮かぶスターフロートシティに出身の星の形をした生命体である。


二人は握手を交わした。


正男「…ところで、故郷で何があった?」

AS「前の事件と同じ目に遭いました…

正男「前と同じ…」


正男は思い出す。 ゼロスが野望の為にスターフロートシティを制圧した。
今のゼロスは心を改めているので、再び手を汚す筈は無い。


正男「襲撃した奴らの特徴は分かるか…?」

AS「勿論です。 黒いスーツ、黒の帽子…。 それに貴方の事を知っているみたいなんです。 
彼は僕にこう伝えました。 地球を滅茶苦茶にするまで良い思い出を作れと」


その特徴を聞いた正男は咄嗟に該当する人物を思い出した。


正男「何て野郎だ…」

浩二「知っているの?」

正男「あぁ、そいつはダークゼイターだ」


二人にダークゼイターの事を話す。 ゼロスすら遥かに凌ぐ強敵で二度も戦った。 
葬った筈なのに、また出現するとは。 しかも地球の外で。


正男「まずいな、ゼロス以上に何かやらかすかもしれん。 急いで、シティに向かうぞ…。 あっ!?」


危機を察した正男はスターフロートシティへ行こうとする。 しかし、何か躓いたかのように頭を抱え込む。


正男「星園の丘が…」

AS「一体何が…?」

正男「それがな…」


星園の丘の現在の状況をASに詳しく説明する。 ASは軽く頷くと、平気そうな表情でこう返した。


AS「そういう時の為の備えがあるんですよ」

正男「何だって…? ふぅん…、成程…、そういう事か。 なら、安心だ」

浩二「じゃあ僕は留守にしておくね」


正男、ASと共に二度目のスターフロートシティ奪還の旅が始まる。 
しかし、これで終わりではなかった。 
全てを巻き込む戦いが少しずつ近づいている事を…。



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