~ ??? ~
大理石の床と巨大な窓のある部屋にて
謎の男が常に机の前でじっと座り続けている。 誰かが来るのを待ち続けているかの様だ。
???「力彦よ、やはり君は私の下に招く価値があった様だ」
謎の男が
~ ??? ~
再度,力彦の視点に戻る。 漆黒の穴に吸われ暫くの間,意識を失っていた。
そこに冷たくて何か固い物に感触し意識が徐々に取り戻していく。
力彦「ふぅ・・・,まだあの世へのお誘いはかかってねぇみたいだ」
完全に意識を覚め,その場で起き上がる。 彼はまず周囲を見渡し状況を把握する。
二色のタイルの床とグレーを基調とした天井と壁。
如何にも高層のオフィスビルの中にいるような雰囲気を伺わせる。
力彦は漆黒の穴ににより,この様な場所へ飛ばされたのだ。
力彦「・・・人の気配は無い。 どうやら俺一人だな」
その言葉通り,周囲には誰もいなかった。
此処から脱出する手掛かりを得る為, 自分の手を頭にポリポリとかきながら前進する。
暫く進むと,吹き抜けのある広い空間に辿り着く。
そこには受付ロビー用のテーブルが置いてあった。
力彦「お客さんが来ているのに受付係は不在かよ」
そうジョークを飛ばしながらその広い空間を過ぎようとしたが,
何処からか異音を感じ始め,力彦はそこで足を止め,音が出た場所へ振り向く。
振り向いた先は別の通路だった。
力彦「一味違うロボットに歓迎しに来るとはな・・・」
此方へ向かって来たのはロボットだった。
ただ,このロボットは全身が消えたり現れたりの繰り返しをしており,
変わった機能を持っている。
ギィギィと音を立てながら近づいていき,彼との距離が縮まると,ロボットはアームで殴りかかって来た。
力彦はすかさず,そのロボットを蹴り倒す。
力彦「どうやら俺の戦いに延長が入ったみてぇだな」
戦いはまだ続いていると実感した力彦はそのまま奥へ進みに行く・・・