場面が変わり、此処は火山の奥深くに築かれた白を基調とした城。
赤く脈打つ溶岩の光が、城内の壁や柱を妖しく照らしている。
王座は城の最奥、高台に据えられていた。
壁が無いテラスのような所では数多の火山と月日があり、熱と光が王の威厳を際立たせている。
その王座の椅子に、ミウセカンドが静かに腰掛けていた。
ミウセカンドは目を閉じたまま、ふっと口元を緩める。
ミウセカンド「コガを打ち果たし、火山に辿り着いたか…」
まだ誰の姿も見えない。
遠方の僅かな音や空気の流れがミウセカンドを確信へと感じさせたのだ。
自分を倒した男の気配を、決して見誤らない。
ミウセカンド「流石だ。私を倒した男として見込んだだけのことはある」
低く、しかし確かな称賛の声が王座の間に響く。
だがその声色は、すぐに厳しさを帯びた。
ミウセカンド「だが忘れるな。お前がこれから進む先には、砦がある」
ミウセカンドはゆっくりと目を開き、月日の光を映す瞳で虚空を見据えた。
ミウセカンド「そしてそこには…、強敵が待ち構えている。 上手くやり過ごせばいいがな」
その言葉は忠告であり、試練の宣告でもあった。
正男とダークピカチーの運命は、今まさに火山のように揺れ動き始めていた
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